手のひら通信

春爛漫

17日真金寺の桜も一足遅れて満開となりました。標高が751㍍ありますから平地より3日程度遅れているような感じです。
昨年の秋、工事の重機が入るために枝を何本か伐採しましたが、綺麗に咲いてくれました。
桜を見て振り返れば屋根も工事が進んでいます。

2025年04月18日

長野日報掲載

19日長野日報朝刊にも上棟式の様子が掲載されました。祝 上棟!!

2025年03月22日

令和六年大晦日

除夜祭を行いました。本堂建設中のため規模を縮小し、鐘撞きのみにいたしました。例年ですと修正会(朝のお勤め等)を行い鐘撞きをしますが、参拝者の皆様は物足りなかったと思います。お参りの通知もしませんでしたから参拝者が来られるか心配でしたが、ご近所の方々がお見えになり少々の賑わいとなりました。思い思いの願いを込めて撞く鐘の音は尊く響き渡り、平穏無事であることを願い、終了いたしました。

2025年01月02日

鋼板志納

12月13日(金)~15日(日) 午前10時~午後3時まで、屋根板志納の記入を行いました。約70名のご参加をいただき、狭い玄関は一賑わいでした。県外の檀家さんからも記入希望があり、私が代わりに記入いたしました。いざ書くとなると緊張するものであります。自分の書いたものが見ることが出来るのは、ひ孫の時代かもしれません。それを思うと真剣にならざるを得ません。皆さん真剣に一句一句願いを込めて書き込んでいました。読経供養の後、本堂上部へ張られます。

2024年12月15日

梅花流長野県奉詠大会

11月29日第23回梅花流長野県奉詠大会が、長野市ホクト文化ホールで開催されました。簡単に言いますと、梅花流御詠歌の発表会です。講員43名の引率者として私も参加して参りました。この大会は平成30年秋以来の開催で6年ぶりになります。講員さんは緊張の面持ちと感じましたが、発表ではいつも通りの落ち着いた所作とみごとな奉詠で、とても感動いたしました。
清興は昨年の全国大会でお会いいたしました バリトン歌手の平林龍さんとソプラノ歌手の北野里沙さん、そしてピアニストの松田光弘さんの「歌声コンサート」でした。
「花は咲く」「あすという日が」「まごころに生きる」等10曲を圧倒的な声量と美しさで再び感動を受けた1時間でした。帰りのバスでは心地良い疲れを感じ、充実した1日でした。

2024年11月30日

10教区護持会研修旅行

11月11日・12日一泊二日にて10教区護持会研修旅行がありました。寺院9名各寺院の総代様29名計38名にて永平寺参拝北陸方面研修へ出かけました。宿泊は芦原温泉に宿泊し、日頃の菩提寺護持運営に感謝しながら懇親を大いに深めました。
2日目は一乗谷朝倉氏遺跡博物館を見学。全国でも類を見ない大規模な遺跡で、説明を聞きながら城下町全体が遺跡として残っていることにびっくりしました。昼食後、敦賀さかな街で買い物をし(11月6日越前ガニの解禁日)帰路につきました。

私は44年前にここ永平寺で修行をしました。久しぶりに本山の参道に入ると、ピリッとした空気を感じ当時と少しも変わらない雰囲気に感激しました。法堂(はっとう)でも仏殿でも手を合わせ祈っている参拝者の尊い姿を見て、770年脈々と続く道元禅師の正しい教え(正伝の仏法)を一段と感じました。日々精進です。

2024年11月13日

草刈り

今年は雨の後好天が続き、草の伸びも一段と早く感じます。夏に刈っていただいた草も一段と背を増し、人も隠れるくらいになってしまいました。その昔真金寺は茅葺きであったため、この山を利用し茅を植え吹き替えに使用していました。今では屋根は鋼板となり茅は厄介ものとなってしまいました。近所迷惑にならぬよう年2回草刈りをお願いしています。

2024年10月16日

マジックアワー

台風10号が接近しているというのに明日は本当に天気になるのか?空を眺めながら思いました。多くの自然災害をもたらした台風も明後日には熱帯低気圧に変わるらしい。明日は「防災の日」改めて身の回りの危険箇所等を確認しよう!

2024年08月31日

一服の清涼剤

ボタンの花が咲きました。目が本堂の工事に行きがちですが、しっかりとボタンの花も主張しております。月曜日は大雨との予想ですが、なんとか持ちこたえて貰えばと思います。であれば来週いっぱい観賞出来るのではと思います。散歩がてらお気軽にお越しください。

2024年05月11日

春が来た

全国各地一気に春が来ました。テレビのニュースでも桜の放映が毎日流れています。真金寺も桜・ミツバツツジ・ハナモモ等の花が一斉に咲きました。以前はこのようなことは無かったと記憶しますが、気候の変動に只々驚くばかりです。今週で桜も終わりではないかと思います。短い春をしっかり愛でていただきたいと思います。

2024年04月17日

屋根からの贈り物

3月12日の重い雪は、少し貯まっては落ちの繰り返しで短時間でこの様な状態になりました。春の法要大般若祈祷法要が各寺院で始まり、お手伝いに出るため雪かきもままならず、固まってしまいました。今年は雪が多いため、きっと桜の咲く頃まで残っているのではと思います。

2024年03月15日

最後の般若祈祷法要

2月の最終日、一ヶ月前倒しで当山恒例の大般若祈祷法要を行いました。4月から本堂の解体作業が始まるので、3月中は荷物・仏具の引越で大忙しです。寺院17名での般若経転読は荘厳そのもので、檀信徒の皆さんも固唾を呑んでのお参りでした。中村建築研究所様 北野建設様 松田建設様にもご臨席賜り、工事安全祈願法要も兼ねての大法要となりました。多くの方にお参りをいただき有難うございました。間もなく建設が始まります。散歩がてらにお出かけいただき、本堂工事進捗を見学をしていただければと思います。

2024年02月29日

2月の雪

南信地域で2月に降る雪は珍しいのではないでしょうか。1月中旬と3月に降る上雪は記憶にありますが、2月はあまりありません。一ヶ月気候が早まったのでは思ってしまいました。早朝より雪かきをしましたが、日中は気温が少々高かったおかげで早く解け効率よく作業が出来ました。

2024年02月23日

どんど焼き

真金寺駐車場にてどんど焼きが行われました。地域の方々のご協力をいただき盛大な行事になりました。コロナ禍中では、お餅を焼いて持ち帰るなど少々寂しい感が致しましたが、久しぶりに多くの児童も集まり賑やかな一時でした。正月一日より能登地震災害や、飛行機事故等悲惨な状況に心が痛みました。燃えあがる炎を眺め「善星皆来 悪星退散」を冀い願い今年一年が無事安泰であることを。

2024年01月07日

大晦日 除夜祭

31日午後11時より除夜祭です。お参りに来ていただいた方々に、甘酒やミカンの接待。鐘を撞いた方々にはお守りの進呈。35年間住職を務めていますが、雨の大晦日は初めての経験でした。足下の悪い中多くの方にお参りをいただき感謝です。

2024年01月01日

護持会(ごじかい)研修旅行

10教区護持会の研修旅行で名古屋・岡崎へ行ってきました。総代さん28名と寺院9名の親睦を兼ね一泊の旅行です。1日目は大樹寺・岡崎城・大河ドラマ館を見学しました。2日目は朝から大雨に見舞われましたが、10時半名古屋城に着く頃には晴れて、本丸御殿を見学しました。平日ですが、来場者で混雑していました。私は興味があったので、本丸御殿を二周しじっくり拝観しました。二の丸庭園も素晴らしかったです。研修も親睦も大いにでき、有意義な2日間を過ごす事が出来ました。
日程 1日目 大樹寺 真福寺(昼食 竹膳料理) 八丁味噌蔵
       岡崎城・大河ドラマ館 三谷温泉松風園 泊
   2日目 ラグーン蒲郡 名古屋城 昼食(櫃まぶし)帰路

2023年11月18日

初冠雪

今朝、うっすらと西山が白くなりました。先週までは20度近くまで気温が上がり、とても暖かな晩秋でありましたが、いきなりの冬到来?となりました。
これが本来の姿と思われますが、数日の内にカラマツも色を変え季節の移り変わりの速さを感じます。天気予報の一日の最高気温が一桁になると一気に冬支度です。

2023年11月13日

上伊那仏教徒大会(成道会 じょうどうえ)

 箕輪町松島明音寺様で上伊那仏教徒大会が開かれました。郡下各宗派二百余ヶ寺の檀信徒の皆様が集う会です。成道会(本来は12月8日)ですが、師走は何かと忙しいので一ヶ月繰り上げての開催です。成道会とはお釈迦様が悟りをお開きになったことを記念する法要です。お釈迦様は29歳の時に生老病死の苦の解決を求めて出家され、6年間の厳しい修行の後に道を得て、菩提樹の下で禅定に入り、やがて悟りを開かれました。記念講演としてセロトニン研究の第一人者である有田秀穂先生(東邦大学医学部教授)よりお話というよりは講義をいただきました。先生はこのセロトニンの分泌を促して活性を高める原動力が、腹式呼吸などリズム性の運動にあることを突き止めました。そして、この腹式呼吸こそ、まさに坐禅そのものということです。大切なのは呼吸の仕方でゆっくり息を吐き切ってから吸います。こうすることで自然に腹筋を意識した呼吸になっていきます。これを数でも数えながらリズミカルに繰り返す事が重要なのだそうです。坐禅をするときの呼吸には、脳内神経伝達物質のひとつ「セロトニン」の分泌を促す効果があるといわれ、セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれていて、精神の安定や感情のコントロールに大きく関わっているそうです。セロトニンの分泌量が増えると、ストレスが軽減されリラックスできるそうです。そういえば大学一年の時、お経を読みながら心拍数を図ったり心電図をとったり、呼吸や血液の採取をした事を「ふっと」思い出しました。「幸せホルモンを増やして健康で送れる生活習慣を身につけましょう。」今日一番の感想でした。

2023年11月10日

家内に感謝

お盆明けよりほぼ毎日午後酷暑の中、日が暮れるまで約2ヵ月に渡り家内は草取りに励んでおりました。真金寺は町道と駐車場以外は草の生えが早いため、日々の草取りが欠かせません。しつこく除草(草取りであって、草かきでありません)することで、少しずつ生える量が少なくなっていきますが、終わりの見えない作業であることは確かです。ただただ家内に感謝するのみです。           合掌

2023年10月25日

朝霧(川霧)

今朝幻想的な朝霧(川霧)を見ることが出来ました。時間が経つと、気温の上昇とともに広がってしまうので、日の出前がベストです。
左の写真の奥に見えるのは、辰野パークホテルです。

2023年10月16日

「焼き芋大会」in真金寺

真金寺駐車場にて「焼き芋大会」が開催されました。コロナ禍では「ドーム菊を楽しむ会」会員の方が、サツマイモの植え付け指導から収穫。焼き芋にして児童親子に配っておりました。今年は以前のように戻して賑やかに開かれました。天気に恵まれ、準備万端で美味しい焼き芋が出来上がり、楽しい一時であったと思います。

2023年10月14日

3回目の草刈り

3回目の草刈りが澤底プロ集団の皆様により朝から始まりました。今年は草の伸びが早く、草刈りも大変です。秋とはいえ真夏日の今日、無理をしないようお願いしました。午前中で本日分は終了し、残りは4日の予定だそうです。
雨の中残りをして頂きました。足下が滑るので心配でした。本堂北隣にある田圃を建設にあたりご寄付頂いたので、その分草刈りが増えました。
毎回手際の良さと、早さに感心します。
皆様に大感謝申し上げます。

2023年10月06日

特派布教巡教

北大出明光寺様にて第10教区特派布教巡教研修会が開かれました。コロナ禍で開催されなかったため、4年ぶりとなりましたが多くの方にご来場いただきました。
講師は宮城県石巻市廣渕寺ご住職 奧野昭典(おくのしょうてん)老師にお務めいただきました。管長猊下のご名代であり、全国各地を回りお話しをする有難い研修会です。ご自身の震災被災体験を交えながら、日常生活における行うべき菩薩行(四摂法・ししょうぼう)の同事(どうじ)について、分かり易く丁寧に解説いただきました。
1時間半に渡る法話でありましたが、皆さん真剣にメモをとりながら聞いておられました。

2023年09月05日

秋の気配

連日の真夏日に閉口しています。ここは標高800㍍位ありますが、日中の暑さは都会とそう変りません。今日は町の防災訓練で早朝より真金寺駐車場に常会の方々がお集まりです。日赤奉仕団の方の講習、消防団員による消火器&消火栓の使用方法など取り扱い説明を受けました。
夕方、素晴らしい夕焼けに出会いました。日中は真夏のようですが、朝夕は虫の音と共に確実に秋の気配が感じられるようになりました。

2023年08月27日

坐禅と写経

朝8時より以前から計画されていました「坐禅と写経会」が、総代会主催にて真金寺本堂で行われた。来年から本堂工事に入るため、今季最後の夏期講座という所でしょうか。早朝にもかかわらず20名程度お集まりいただきました。8時から9時迄の座禅会では小学生も参加。慣れない坐禅に、老若男女真剣に取り組んでいました。9時~10時は写経会であり、皆で般若心経を読経・焼香後一字一字丁寧に気持ちを込めて書き写し、終了後参加された方全員晴れやか&にこやかな表情であったのが印象的でありました。

2023年08月19日

平和の鐘(終戦記念日)

正午ちょうどに長野県仏教会の依頼で平和の鐘を三打した。7月に蔵の整理をしていたら、一枚の写真が出てきました。昭和17年10月に行われた「梵鐘供養」の写真です。真金寺先々代了仁和尚様と兄の長松寺先々代義門和尚様です。戦後生まれの私には到底理解できないものでありますが、今まで世界の平和・人々の幸せを願い心を込めて打っていた鐘が、国難国策とはいえ人を傷つける道具の一部に代わることに「どんな思いでお経を挙げたのだろうか?・挙げることが本当に出来たのだろうか?」考えてしまった。当時の総代様もきっと表情には表すことが出来なかったと思いますが、悔しい思いであったことと推察できます。現在でも世界中で戦争・紛争が絶え間なく繰り広げられています。世界の指導者は国益ばかり考えず、先ず「世界のへいわを目指してほしい」と強い思いで鐘を三打した。

2023年08月15日

振り万灯(ふりまんど)

 13日(日)夕方地域の伝統行事である「振り万灯(まんど)」が真金寺駐車場で行われました。振り万灯とは紐を付けた麦ワラの束に火をつけて勢いよく振り回す、上伊那地区に伝わるお盆の伝統行事です。万灯を振るのは主に小学生の子供たちです。「振り万灯」と呼ばれ先祖の霊を迎える13日の「迎え万灯」、再び彼岸へと送る16日の「送り万灯」があって、毎年上伊那地区で行われています。コロナ禍であり、安全への配慮や麦を作る農家の減少などに伴ない、中止や縮小されておりましたが、無事復活しました。こうした伝統行事はいつまでも受け継いでいただきたいものです。

2023年08月13日