本堂工事進捗状況

上棟式から一ヶ月

本日午後2時より行程会議がありました。工事の進み具合や、変更等の打合せです。素人にはよく分かりませんが、現場の方の丁寧な説明に大まかな流れはつかめます。会議の後、工事現場主任の山川さんにお願いし屋根の葺き具合を見学させていただきました。屋根と内部が同時進行で、上棟式から一ヶ月経ちますが大分進んだような気が致します。5月中には屋根も葺き上がり本堂の外観も分かるのではないでしょうか。楽しみです。

2025年04月18日

新聞に掲載

16日のたつの新聞朝刊に上棟式の様子が掲載されました。

2025年03月17日

上棟式当日

午前10時より上棟法要 10時20分より工匠式  上棟式のために飾られた本堂を更に清めていく浄道場を行い「工事安穏」「人匠安和」「風調雨順」を祈願いたしました。工匠式では先頭に座っていたため、写真を撮ることが出来ず「槌打ちの儀」の写真2枚が掲載しているものです。その後、建設委員長と私で「散餅散銭の儀」を行い本堂四隅にお餅とお金を蒔きました。
『住職謝辞』 『今日この日、仏天の加護と皆様のおかげでこうして上棟の式典を挙げることができ、ここに至るまでの多難な歳月を思い起こしますと感無量の思いであります。当山におきましては庫裡落慶時より「今度は本堂の建築を」という一大事業を計画し、その実現に向けて一意専心努めて参りました。その皆様の結集により四十有余年の歳月を経て、このほど無事に工を起こし、本日の上棟式を迎えることが出来ました。平成24年、爆弾低気圧のため庫裡の屋根に穴があき、塀も崩壊し「本堂再建の炎は消えてしまうのかなあ」と途方に暮れておりました。その後紆余曲折はありましたが、瀬戸将嘉委員長をはじめ、建設委員の方々、総代の皆様方檀信徒各位の浄財・ご支援と、中村建築研究所様・北野建設様・生田木材技研様を始として多くの皆様方の熱意に篤く御礼申し上げます。ここに完成の日を待つ一人として謹んで謝辞と致します。有難うございました。』   いろんな思いがよぎり、途中から目がかすみ旨く読めませんでした。珍重!万歳!

2025年03月16日

上棟式前日

明日は待ちに待った上棟式です。昨年の7月から始まった本堂工事もここまで来ました。大変な時期での建設工事でしたが、檀信徒の皆様の篤い思いが形となって出来たことに感謝しています。明日は頑張ります。

2025年03月14日

上棟式二日前

いよいよ上棟式2日前になり、本堂の内部見学が出来ました。立派な丸柱も立ち思いのほか本堂内部が広く感じられます。14日は飾り付け準備・予行演習(学芸会?)です。ここまで来ることに今内部を見ながら感激しています。本番が楽しみです。

2025年03月13日

着々と

すでに檀信徒の皆様には上棟式の御案内が届いていることと思います。3月15日(土)午前10時より開式です。是非ご参加願います。本堂屋根も着々と上棟式に間に合うよう進んでおります。

2025年02月28日

本堂の内部見学

8日(土)北野建設山川さんに案内をお願いし、建設中の本堂内部見学をしました。柱の本数が多いのにはびっくりいたしました。丸柱は一尺位で(直径30㎝位)大間には6本建っています。

2025年02月10日

大分柱が

立柱式より2週間が経ちました。一本から建て始まった柱も、虹梁や長押など組み合わされ、本堂の形が見え始めて参りました。
厳冬の中、職人の方々の仕事を遠くから眺めておりますと、只々手を合わせ「無事でありますよう」祈るばかりであります。
柱を組み込んでいく為の木槌の心地良い音が毎日裏山に響いています。

2025年02月03日

立柱式

17日(金)午前9時半より新本堂の建設現場において立柱式を執り行いました。立柱式とは建物内に最初に建てられる柱に、工事安全祈願をする儀式です。その柱のボルトを締める所作を行い、お清めのお香を焚き工事安穏・調順無難・所縁吉祥ならんことを祈願いたしました。

2025年01月19日

愈々本丸(本堂)工事

12月5日(木)本堂建設に関わる足場の設置工事が始まりました。暑い時期の基礎工事 そして養生期間があり
「いよいよ本堂工事が始まるのだなあ」という思いです。冬期間真金寺はお昼まで陽が当たらず、雪が降れば次の日はカチカチになります。工事の方々の大変さがわかります。

2024年12月28日

東司完成(トイレ)

11月1日トイレ完成の立ち会い検査がありました。中村建築研究所 北野建設 施設業者 建設委員会会長 私で説明を受けながら隅々まで確認作業を致しました。壁の汚れ等不具合があるところは早急に直していただくようお願いいたしました。今までお寺で法事をなされた方々には、トイレが使用できず不便な思いをさせてしまいましたが、これからは大丈夫ですからご安心ください。
ただし、電源が女性用トイレと男性用トイレは違うため、本堂完成までは男性用トイレを共用します。その点ご注意願います。

 *東司(とうすとは寺院におけるトイレ)のことであり、寺院を構成する七つの施設である七堂伽藍(しちどうがらん)の一つです。不浄を清める烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が祀らられ、日常全ての事柄が修行とする禅においては、トイレといえども身心錬磨の道場であり、禅堂・浴室と共に私語を交わしたり、高声を発してはならない「三黙道場」の一つであります。

2024年11月05日

養生期間

基礎工事が終わり、コンクリートの養生期間中です。工事の音がしなくなり静かになりました。これが終われば足場が組まれ愈々本堂本体の木材の搬入と、柱がたたっていきます。

2024年10月16日

コンクリート打ち込み

朝から快晴でコンクリート打ち込み絶好日和でした。作業される人員の方々が多く、交代制で一気に半日途切れることなく作業は続きました。固まってはいけないのと、急な雨に見舞われてもいけないので、時間との勝負なのかと思いました。ミキサー車28台分 110立米の量が打ち込まれたそうです。1立米の重さが約2.3トンだそうですから、単純計算で2.3×110 253トンのコンクリートが打ち込まれたことになります。
どの位かサッパリ分かりませんが、アフリカ象の雄の重量が一頭約6トンあるそうですから、42頭本堂に並ぶことになります。
余計分かりにくくなってしまいました。トイレ工事も進み、明日は設備機器の打合せです。

2024年09月25日

工事順調

工事は順調に進んでおり、日に日に鉄筋が増えていくのが分かります。9月に入り朝夕涼しくなったとはいえ、日中はまだまだ30度を超える日も多いです。作業の方は本当に大変であると思います。再来週にはコンクリートが入り、愈々本堂の大きさが分かってくるのではと思います。

2024年09月04日

基礎工事・土間工事

7月に入り東司(とうす トイレのこと)の基礎工事が始まりました。既存のトイレに増築して一回り広くします。本堂の土間工事では端から見学していると遺跡を掘っているような感じが致しました。連日の雨と猛暑で作業の方は大変です。

2024年08月11日

地鎮祭

6月30日(日)午前10時より地鎮祭を行いました。一般では神式での地鎮祭がほぼ99%と思われますが、仏式もございます。業者の方も初めての対応ということで、準備品も神仏混合となりました。天候はこの時間帯だけ小降りになり仏天の御加護に感謝いたしました。
法要は真金寺本堂を建立するに当たり、土地護伽藍善神等に建立する旨のご挨拶をし、工事中の安全 風調雨順を願う儀式です。

2024年07月01日

すっかり一面綺麗に

5月10日から始まった解体工事、そして分別作業が本日をもって終了いたしました。一ヶ月と少々、あっという間の日々でした。工事期間中お寺で法事をなされた方々、用事で来山された方々、すっかり片付いた敷地を眺めると、きっとびっくりすることと思います。17日(月)は鐘楼堂の横に立つ杉の大木をいよいよ伐採いたします。

2024年06月15日

解体工事が終わり

大型機械が無くなり、詳細に見えるようになりました。又足場もとれ、本堂裏側からは全体を覗くことが出来るようになりました。

いつの間にか本堂が無くなりすっかり綺麗になりました。6月3日より東司(とうす・トイレの事)の工事が始まり、30日には地鎮祭が予定されています。

2024年05月31日

ついに本堂が

先般10日目の写真を投稿いたしましたが、三日後ついに本堂の解体が終了いたしました。二週間の工事期間でありましたが、あっという間の感が致しました。今は環境に配慮し、ゴミと資源は分別し資源は再利用され、その結果としてゴミの量は減っていくということを目の当たりにしました。分別にはとても時間のかかる大変な仕事でありますが、納得いたしました。

2024年05月23日

本堂解体10日目

本堂解体工事が始まり10日経過いたしました。本堂が半分になり内陣(須弥壇のあるところ)が見えます。
16時には位牌堂の屋根が剥がされ一段と本堂が小さくなりました。

2024年05月20日

連休明け

ゴールデンウィーク後写真の如く、本堂解体前に庭の石や樹木の撤去が始まりました。今まで車両は入ることが出来ませんでしたが平らにし本堂との段差を少なくスロープを設け、本堂正面から入れるように致します。

2024年05月11日

待ちに待った工事が

本日30日(火)本堂解体作業が始まりました。庫裡(くり)と本堂をつなぐ柱を切り離し、パネルを建て分離する一連の作業です。足場を組んでいる金属の音や、電動ノコで刻む音が聞こえてくると「本当に始まったんだな!」とここに来るまでの出来事が一つ一つ思い出されます。檀信徒の方々の思いが一つになってこの工事が出来ることに感謝しながら眺めておりました。

2024年04月30日

お地蔵様のお引っ越し

いよいよ4月も下旬となり、本堂解体の日が近づいて参りました。その前に工事の足場を組むため、前庭にあるお地蔵様三体と三十三観音十体そして瀬戸團治先生作ブロンズ観音像の引越をしました。石像のため「よいしょ」とはいかず、13トンのクレーンのお力を借り移動するのに3時間を要しました。前庭は車が入れるように、岩の移動・木の伐採等も行います。

2024年04月25日

天井絵とインフラ

今日8日(月)朝から作業が始まりました。8時から本堂の天井絵の外し作業と、地中電線と水道配管の確認作業でした。絵を所望された方がおりましたので、板が割れないように丁寧に外していただきました。作業を進めていた方は永岡(えおか)さんと言って、私が11年前に晋山式をした折り回向柱(えこうばしら)を刻んでいただいた方です。不思議な縁を感じました。インフラの確認も本堂が新しくなり仕様も変わるため、重要な確認作業だそうです。

2024年04月08日

工事始まりました

いよいよ工事が始まりました。と言っても本堂工事が始まる前の付帯工事で、先ずは大切な建設事務所の設置です。下の駐車場に砂利を敷き二階建ての事務所を建てるようです。4月からの工事ということで、本堂もしっかり片付けいたしました。8日(月)からはインフラ基盤の確認・点検作業のようです。

2024年04月05日

検分跡を見学

22日松川町の生田木材様に原寸検査跡を建設委員会の方々7名と見学に行きました。床に実際の大きさの設計図が引かれ、梁や虹梁が描かれていました。断面図を俯瞰しても形の想像がつかず、迷ってしまいました。
加工される前の柱等の見学も出来ました。4月から工事の段取りが始まり、5月7日から本堂解体が始まります。いよいよと思うと気が引き締まります。

2024年03月23日

原寸検査

北野建設様から原寸検査の実施写真をいただきました。部材の原寸大の検査です。私たちが見る設計図は縮尺されており、たとえば 1:60と描かれていれば1㎝の物が実際は60㎝の物になります。少しのずれが無いよう詳細に検査をするそうです。後々大きなずれにならないようにということです。

2024年02月22日

貴重な棟板

文化財調査の最終日 本堂屋根裏より貴重な棟板が見つかりました。一対は明治三年の移築時のものと、もう一対は昭和45年の本堂屋根大改修時の物でした。移築時の時の棟梁は諏訪の名工花岡源内の名前があります。本堂屋根大改修時の棟板には皆様ご存じの方のお名前があるのではないでしょうか。保存状態が良かったのは二枚を向き合わせにしてあったからだそうです。九日間の調査ではお宝は無く、建築様式の調査記録が主な内容であったようです。

2023年11月05日

寄付単牌の記録

本堂が移築されてから150年になりますが、その間大改修や晋山式(しんさんしき)等で御寄進並びに御寄付をいただいた名簿単牌を記録し、本堂の壁から剥がす作業を総代さん建築委員の方々により28日(土)29日(日)の両日に行われました。長年溜まった埃を払いながら一枚一枚丁寧に剥がし、写真記録をし整理しました。

2023年10月30日

足場と屋根裏

辰野町教育委員会の諮問を受け、文化財保護審議会からの依頼により信濃伝統建築研究所の調査が始まりました。26日(木)は本堂北側と東側に足場が組まれ、遠くから見た人は工事が始まるのかと勘違いしてしまいます。あくまで文化財調査です。
27日(金)朝9時より調査が始まりました。昭和46年の屋根の大改修は、古い鋼板を剥がさずその上に重ねてガリバリウムを葺いたようです。

2023年10月27日

確認作業の日

21日・22日の二日間にわたって見学に来ていただきました。気に入った天上絵を見たり、欄間を見て「どの様に自宅に飾ろうか」など、お友達同士で色々と会話をしておりました。
この時代残せる物は残し、SDGsの精神で少しでもお役に立てばと思っております。

2023年10月22日

位牌堂の片付け

お彼岸明けから少しずつですが、位牌堂の片付けを始めました。冬になると本堂はとても寒く長時間の作業は出来ないので、時間を見つけて行ってきました。50年前に納められたお位牌のため、結構埃が積もっており、筆に水をつけては汚れを落とし金箔が剥がれないよう注意して慎重に作業を進めました。本日祠堂位牌の清掃が終わり、あとは大位牌です。

2023年10月17日

「公告」の掲示

2023年10月10日

木材の見分(けんぶん)

朝8時真金寺を出発して、建設委員会の方々10名と私住職の11名にて長野市川中島の太田材木店に向かいました。本堂に使用される柱の見分が目的です。
到着して驚いたことは、先ず辺り一面漂う檜の香りと、本堂に使用される木材が全て広げられ、一本一本乾燥を防ぐために綺麗にコーティング剤が塗られていたことでした。「こんなに柱がいるのか!」と建築委員の方々も驚いておりました。
柱の用途に応じて説明をいただき納得の様子でした。
参加された方皆さん「来ることができこうして現場で実際の柱を見て触れることができ、とても有意義であった。」とおっしゃっておりました。百聞は一見に如かずですね。帰りのバスでは思わぬトラブルに見舞われましたが、それを引いても素晴らしい見分&勉強会でした。

2023年09月19日

本堂工事本契約

本日午後4時より真金寺に於て、本堂工事請負契約書に建設委員長と私で押印いたしました。ここまで来るのに長い時間がかかりましたが、ようやく総代会・建設委員会の皆さんも一安心という所でしょうか。完成まで二年かかりますが、歴代住職様並びに檀信徒の皆様の思いが叶うと思うと、完成まで待ち遠しい限りです。下の写しは契約書ですが、金額の部分は墨塗りしてあります。
19日に総代会・建設委員会合同会議が開かれ、そこで正式に金額も発表されますのでお待ちください。
令和6年4月1日着工・完成引き渡し 令和7年8月29日です。

2023年08月10日

(株)北野建設に決定

7月8日の合同会議の折、詳細説明を受けほぼ「(株)北野建設にお任せをする」ということで建設委員会・総代会の方々より承認を頂いておりました。しかし檀信徒の皆様に知らせる前にホームページ上で発表することは出来ないので、本日7月24日午前11時の建設会議後を待ってお知らせすることと致しました。北野建設はご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、大型建造物及び一般建造物又寺社部を持ち、長野県建築事業者の総合評価点数ランキングに於て1位である点や、過去2回における指名入札見積結果に於も、こちらのわがままな要望に心身になって提案していただいた姿に「誰もが安心してお任せすることが出来る」という思いで一致いたしました。

本契約を8月10日(木)に交わし、正式に真金寺本堂建設に向けて進んで参ります。お盆明けには檀信徒の皆様方へ経過報告書をお配りいたしますので是非お目通し願います。

2023年07月24日

総代会・建設委員会合同会議

7月8日(土)午後1時より総代会・建設委員会の合同会議が開かれました。建設委員長より今年に入ってからの会議内容並びに入札状況等を詳細に説明いただきました。非常に世の中の経済状況が厳しい中出来る範囲での事業であるため、消費税という大きな壁に阻まれています。今後状況を見ながら事業の縮小も考えられますが、建設委員会と総代会の皆さんのお知恵を拝借して、この事業が遂行できますことを願っています。

資料に目を通している総代様。その表情は真剣そのもの色々な質問を頂きました。

2023年07月08日